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失敗しない!土地探しのコツとポイント-14

February 13, 2018

 

地震に強い土地の選び方-8(写真:地盤調査会社から提供を受けた近隣の参考データ)

 

前々回から、候補地近くの地盤調査資料(ボーリングデータ)を入手する4つの方法をご紹介しています。今回はその三つ目、建築設計事務所に聞いて調べる方法です。

 

・建築設計事務所に聞いて調べられる地盤調査資料とは?

実際に私たちもこれまでに挙げた方法で、土地探し段階または計画初期段階の参考となるデータを収集しています。

自治体を含む公的な機関がWEBでボーリングデータを公開しはじめる前は、そのつど私たちも役所などに行って調べていました。とは言え、中にはまだWEBで公開していない自治体も多くありますし、それ以外にも道路の幅員や種別、上下水道の敷設状況などは窓口に行かないとわからないことも多々あります。また、地域ごとに条例等で定められた建築に関わるローカルルールがあるため、それを全て明らかにするには、直接役所に出向いて担当者に確認したほうが確実です。なにしろ建築関連の法令は、一文を見逃しただけで計画が成り立たなくなる恐れがありますので。

結局のところ手間と時間が掛かるのは、以前とそれほど変わりないのですが、一般の方が情報を得ようとするときに一番問題なのが役所が相手ということ。当然、平日の開庁時間内にしか対応いただけません。休暇を容易に取得できたり、外回り中に幸運にも候補地の役所の近くに寄ることがあれば良いのですが、なかなかそうもいかないでしょう。

 

・建築設計事務所が入手できるそのほかの地盤調査資料

前回述べた通り、役所には建築確認申請を通して地盤調査資料が集まりますが、それ以外の組織でも地盤調査資料が蓄積されているところがあります。

それは、地盤調査を専門に行っている会社です。

過去には木造2階建てであれば、地盤調査をしないケースは多かったのですが、地震や地盤沈下に対する関心の高まりと、簡易かつ安価な地盤調査方法である「スウェーデン式サウンディング」が広く採用されてきた経緯もあって、相当数のデータが調査会社に集まっています。

もちろん実際に設計を行う際には、その土地自体の地盤調査が必要ですが、近傍のデータがあればおおよその推察が可能です。そして、必要となる調査の種類や費用も想定できますので、その見積もり条件の推計のために調査会社も参考データを提供してくれるのです。

 

・土地探しからお手伝いします

土地探しに関わる重要な情報がせっかく役所で公開されていても、平日にご自分で調べる時間を取れない場合、あるいはWEBで取得可能な情報があったとしても、案外操作に手間取ったりして思うような結果が得られない場合、首尾よくデータを得られたとしても、それを見てどのように判断したら良いのかわからない場合は、ぜひ私たちにお声掛けください。

有償での対応となりますが、土地探しサポートの一環として、WEBや役所で取得した地盤調査資料やその他建築に関わる情報収集を承ります。

 

地盤調査資料(ボーリングデータ)を入手する4つの方法の4つ目「4.現地に行って調べる」は、次回「失敗しない!土地探しのコツとポイント-15 地震に強い土地の選び方-9」にてご紹介します。

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