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二世帯四世代の家 two-family house

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住まいの場の継承
閑静な住宅街に建つ、二世帯住宅です。敷地は、緑あふれる広い土地を分筆したもので、残りの部分と隣接する土地には、建築主の孫2人が新たな家族を得てそれぞれに家を建てるという、理想的な住まいの場の継承がされています。
本住宅はそれら3棟の中央にあり、親世帯子世帯の住戸のそれぞれに大勢の家族が一同に会せる広いリビングダイニングが用意されています。

記憶の継承と新しい生活
建築主が卒寿を超えているということもあり、家を建て替えるにしても従来の生活様式から大きくは変えないことが求められました。そのため、親世帯では主要な部屋を南側の緑ゆたかな庭に対して設けていた旧居のプランを踏襲し、一方で子世帯では親世帯とは異なる開放的なプランし、いわばふたつの平屋を重ねたような構成になっています。

品格と機能を両立させた外観
家長の住まう家としての品格を重視し、外壁にはレンガを採用しました。レンガ風のタイルには無い重厚感と独特の素材感を得たと同時に、夏には外壁に散水することで蒸散効果による放熱と、冬には太陽熱や室内からの放熱を蓄熱することによる温熱環境を整える効果も期待しています。

次世代への継承を視野に入れた構造と設備
構造は重量鉄骨を採用して、スパンを大きく飛ばしています。それにより、両世帯で比較的自由な発想でプランニングすることを可能にしました。また、今後数十年を経る間に家族構成や用途が変わった場合でも、プラン変更の自由度が高いスケルトンになっています。
設備的にも後々の使われ方の変遷に対応出来るように、外構で各種インフラを分岐しました。それにより、将来的に上階を賃貸住宅とすることがあっても、各種メーターを追加することで、大きな改修や構造の改変を伴うことなく対応可能になっています。
また、太陽光発電パネルも広い屋根面積を利用して10kW超の規模を確保し、全量買取による収益も上げることができる住まいとなっています。

用途

竣工

所在地

構造設計

設備設計

施工

個人住宅(二世帯住宅)

2015年

東京都

今川聖英/ISGW

柿沼整三、竹森ゆかり、

杉山明日美/ZO設計室

根岸工務店