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公園前の家 house facing a park

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用途

竣工

所在地

家具設計

(アトリエのデスク、キッチン、洗面台)

施工

外構

記事

スケールの振れ幅

 

心理的な拡がり

敷地の南側は丁字路に面し、東側には緑豊かな公園があります。法令の規制による各境界からの離隔距離を確保すると余地はそう広くはないため、物理的に得られるボリュームに捉われない、心理的な拡がりを感じることができる家を目指しました。

 

日当りの良いアトリエ

クライアントの一人はイラストや文で表現をされる方で、最も優先的な要望の一つとして、日当りがよく視界が開けた場にアトリエを配置することを挙げられたました。本敷地においては、丁字路を望む場所がそれにふさわしいため、フルオープン可能な片引きのスチール窓から、南に続く道とその上に拡がる空を望むことができる、開放的な創作の場として設えています。

 

豊かなエントランス

玄関と寝室の南側の窓は、庭に視線を集め、また道行く人との視線の交錯を避けるために高さを抑えています。両空間を隔てる戸を開ければ、この家最大の奥行きを感じられる場となり、ロフトレベルから届く光とあいまって鉛直方向の距離も強調され、豊かな空気感のあるエントランスとしました。

 

視点の移動

階段上部は、この家におけるギャラリーのような場となっています。小さなスペースですが、帰宅してリビングに入る前に、お気に入りの物に触れて心を整える大切な機能を持ちます。そこを経由して至るリビングと3段分上がったダイニングキッチンは、公園に続く一連の空間として設けました。繊細なスチール窓を採用したリビングからは公園の緑が印象的に目に映り、視点が540mm上がったダイニングは、小屋部分から見える空に近い場として感じられます。

 

素材とディテールによる距離の操作

遠景を純粋な姿で切り取ることが、良好な外部環境を生活空間に引き寄せる手法だとすれば、しっくいを塗った天井や壁、それと取り合うはっかけ納まりの窓枠など手元の表現を大切にすることは、身近な距離に意識を集中させることとなり、一旦引き寄せた外部の空間を相対的に遠ざけることに寄与しています。

外部空間を開口部の工夫により引き寄せつつ、手元の素材とディテールによってまた遠ざけることで、空間のスケールに振れ幅を与え、拡がりを感じられる家としました。

アトリエ付き一戸建て注文住宅

2013年

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