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運河沿いのオフィス
対岸より見る
運河側にポケットパークをつくり、人々の憩いの場とする
街と運河をつなぐビル
ビルの1階に通り抜け空間をつくり、街と運河をつなぐ
オフィスビル(1,2階レストラン)
2009年6月
東京都
運河に面したオフィスビルの計画です。
運河は過密都市東京における貴重な自然と考えますが、現状では運河に面する既存のビルの多くは背を向けるように建っています。
本計画では運河を楽しむ新しい場所の提案として、事業主様と様々な議論や視察を重ねて次のようなコンセプトを構築しました。
・テナントやその利用者の生活を豊かにするプロジェクト
・地域に活性化をもたらし、良い波及効果をもたらすプロジェクト
・オーナーにおいて安定した収益を得られるプロジェクト
すなわち、目指すところは「売り手よし、買い手よし、世間よし」の近江商人における「三方よし」の精神です。
ビルの魅力を高める具体的な方策は次の7点。
1.地域の人々が「運河を楽しめるポケットパーク」をつくる
2.建物の1階に「まちと水辺をつなぐ通り抜けの空間」を設ける
3.通り抜けの空間に面して「まちに開かれたレストラン」をつくる
4.自然素材を用いるなど生活の場として快適なオフィス空間をつくる
5.緑の潤いや運河の流れを感じられる「自然とともにあるオフィス」をつくる
6.屋上に緑溢れる「ガーデンオフィス」をつくる
7.庇やベランダなど「建築的要素で日射をコントロールして省エネ」を図る
他にも細かな工夫はありますが、「この場所だからこそ」というオンリーワンの魅力を高める大きな方針としてこのように考えました。
用途
設計
所在地
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