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哲学堂のオフィス

用途

企業規模

竣工

所在地

構造設計

施工

角地の角(かど)

 

桜並木に面するオフィスビル

中野駅北口から北に2km続く桜並木の終点付近に建つオフィスビルです。敷地東側には道路を挟んで哲学堂公園があり、その前身となった哲学堂を建設したのは、現東洋大学創設者で妖怪博士としても知られる井上円了氏。同氏は私(下村)の出身高校を草創期に卒業された大先輩でもあり、不思議な縁を感じた計画です。

 

都市計画公園内の角地

敷地の大部分が都市計画公園内(非優先整備区域)かつ防火地域内であるため規模および構造の制限があること、業務において50人以上のミーティングが行われること、敷地形状が不整形であることなどから、構造は重量鉄骨によるラーメン構造を採用しました。

敷地は垂直の角が無く細長い変形の六角形で、また周辺道路との高低差もあるため、コスト的な観点から既存土留めを活かし、同レベルからアプローチ出来る哲学堂公園側の建物端部を角地の隅切形状にならって角を落とした凹状の入口とし、階段室を挟んでメインのエントランスと駐輪場入口をそれぞれ設けています。

 

モノリスティックな外観

壁面に占める開口部の量は、クライアントより空調負荷を抑えるため最小限とすることが求められたため、一部を除いて建物端部に集約する事で街角にキュッと立つモノリスティックな外観としました。一方で非空調空間である階段室は、集約した開口部から見える桜並木が来訪者の目を楽しませています。

オフィスビル(自社ビル)

従業員数:100~200人

2016年12月

東京都中野区

下久保亘/オンスタジオ

構造設計事務所

篠崎工務店

Photograph © Eugene Makino